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エンジン停止、マンホールの穴…冠水道路に潜む恐怖 台風シーズンに知っておくべき車の防災
2026年07月03日 18時20分
みんなと防災のコーナーです。
記録的な大雨に見舞われた「令和2年熊本豪雨」から6年です。熊本豪雨では、球磨川が氾濫するなどして各地で土砂災害や浸水被害が相次ぎ、死者67人、住宅の被害は7400棟以上と、甚大な被害が出ました。
今年も県内は大雨や台風のシーズンを迎えています。大雨が降る中では車の運転にも様々な危険が潜んでいます。どんなことに注意して車を運転すればいいのか取材しました。
こちらは電気自動車、ハイブリッド車、ガソリン車が水深30センチの冠水した道路を時速30キロで走る実験映像です。
3台ともなんとか走り切ることはできましたが、ボンネットに水が入るだけでなく、ハイブリッド車のタイヤカバーが外れたり、ガソリン車の運転席が浸水したりしました。
また、ガソリン車で水深60センチの道路を走行してみると…
大きな波しぶきをあげて、すぐにエンジンが停止、後輪が浮いてしまいました。
(日本自動車連盟宮崎支部 三善博昭さん)
「ハイブリッドやガソリン車はエンジンがあるので、そこに水が入ってしまって、冠水路を走ると止まってしまう。電気自動車はエンジンがあるわけでなくモーターなので進みますが、電装系にトラブルが起きてしまう。大体の目安として、車のフロントバンパーの下のあたり、もしくはタイヤの半分まで水が浸かっているような路面には進入しないようにしてください」
冠水した道路には濁った水が溜まっているため、他にも危険が潜んでいます。
(日本自動車連盟宮崎支部 三善博昭さん)
「冠水路の中は、もしかしたらマンホールが浮いてしまって穴が開いていたり、何かものが流れ着いてしまっている可能性もありますので、エンジンが止まってしまう以外にも、パンクしてしまったり、スタックして止まってしまうという可能性もあると思います」
もし、冠水した道路で車が止まってドアが開かなくなった場合は、ヘッドレストや傘などで窓ガラスを割ることは難しく、脱出用のハンマーが有効です。
(日本自動車連盟宮崎支部 三善博昭さん)
「同乗者もいて2人同時に出ようと思ったらフロントガラスを割りたい気持ちになると思いますが、フロントガラスはフィルムなどが入っていて割れないんです。なので割るとしたら運転席や助手席のドアの窓、ミラーの方の三角になっているところのような角を狙うと非常に割れやすいです」
また、視界が悪い大雨の中で運転する際は、昼間でもヘッドライトを点灯させ、スピードを落とし、普段よりも車間距離を空けること、そして何より事前の準備が命を守ることにつながります。
(日本自動車連盟宮崎支部 三善博昭さん)
「周囲より低いような道路、アンダーパスなどを通らないようにしていただくことと、事前にハザードマップなどを見ていただいて冠水しやすいような地形、道路を通らないようなルートを確認していただければと思います」
来週はまた県内に台風が接近してくる恐れもあります。大雨の中での車の運転は、しっかりと事前の準備をしたうえで、十分気をつけて行うようにしてください。










