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「産後の母親の心と体の健康をサポート」県助産師会 4月から宿泊型の産後ケアをスタート

2026年03月30日 18時20分

特集です。
宮崎県助産師会が、4月からリゾートホテルでの宿泊型の産後ケアをスタートする予定です。

この取り組み、育児の始まりや体調の変化にとまどう、赤ちゃんを産んで間もないお母さんやその家族が健やかに子育てをしてほしいという願いが込められています。

県助産師会が4月から始める予定の新たな取り組みホテルステイ型産後ケア。
県助産師会とフェニックス・シーガイア・リゾートとの協働企画です。

この企画、市町村で行われている産後支援事業とは異なります。

(県助産師会 田中優子さん)
「各団体、自治体の援助を受けながらさせてはいただいているんですけど、それとは別にご褒美感覚のものがあってもいいんじゃないかなと思った。県外でもホテルでの産後ステイというのは始まっているので、キレイな場所で産後を過ごすことができれば、こんないいことはないだろうと思ったのがきっかけですね」

対象は県内だけでなく、県外に住む産後4カ月までのお母さんと赤ちゃんです。
自治体の助成対象ではないため、利用料金は全額自己負担です。

(県助産師会 田中優子さん)
「泊まりたいというお母さんたちと最初お話をさせていただいて、聞き取った内容からどんなプランがいいかなということをお話させていただいて、お母さんたちとともに作っていくという産後ケアのプランになります」

3月11日にはモニターとして20組の家族が日帰りでベビーマッサージなど産後ケアを体験しました。
ニーズは「ぐっすり眠りたい」「ゆっくり食事をしたい」「美容室に行きたい」など様々。
参加者の声を参考に今後、宿泊日程やプラン内容を固めることにしています。

(県助産師会 田中優子さん)
「ご褒美もらえた気がして自分の気持ちもちょっと上がる、上がった上で助産師さんたちにそれでいいよと言ってもらえる。もうちょっとこれで頑張っていこうっていう形ができるのが産後ケアの大事なところかなと思います」

取り組みの背景には、産後の母親の心と体の健康をサポートしたいという思いがあるそうです。

(県助産師会 田中優子さん)
「一生懸命24時間お子さんと対応しているお母さん、これでよかったのかなとか、これが正しいのかな?というのをすごく気にされていて、産後うつとかそういう風なことにつながっていくお母さんたちもいるので、あなたで大丈夫だよっていうのが助産師さんができる産後ケアだと思う」

日本産婦人科医会によると産後の母親のおよそ10%が気分の落ち込みや楽しみの喪失、自己評価の低下など産後うつと呼ばれる精神疾患にかかるというデータがあり、これは産後3カ月以内に発症することが多いということです。

(県助産師会 田中優子さん)
「私でない母親が(子育て)するともっと上手に育てることができるんじゃないかという風に、悩んでいるお母さん達はたくさんいらっしゃると思うんですね。できるだけハッピーに子育てできる一番最初の第一歩を育てて行けるというのが、助産師会がやる産後ケアとして大事かなと思う」

県助産師会では、ホテルステイ型産後ケアについての問い合わせのほか妊娠、出産、子育てに関する様々な悩みや相談も受け付けています。

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