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来年1月5日に開幕 春高バレーに挑む 日南学園女子バレーボール部

2025年12月17日 18時15分

1月5日に開幕する春の高校バレー。
宮崎県代表、女子・日南学園はベスト4が激突するセンターコートをめざして「日学バレー」に磨きをかけています。

「楽しく、真剣に」をモットーに練習を重ねる日南学園女子バレーボール部。
11月に行われた県大会決勝ではライバル校にストレート勝ち、2年連続2回目の春高バレー全国大会出場を決めました。

(日南学園 渡辺杏美キャプテン)
「プレッシャーもあったけど勝つことができてすごくうれしい」

日南学園の武器の一つはサーブ力。県大会決勝では9本のサービスエースを決め流れをつかみました。

平均身長165センチの日南学園が得意とするのはコンビバレーです。

(加藤涼監督)
「サイズ(高さ)がないので攻撃のスピードを上げることと1人1人の点を取る技術を伸ばして試合に臨みたい」

コンビバレーの一角を担うのは、ミドルブロッカーの久保田珠莉選手。練習相手を見極める視野の広さと状況によってスパイクを打ち分ける器用さが光ります。

(ミドルブロッカー 久保田珠莉選手)
「(このチームは)みんなで勝ちにいく、保護者も先生も全員で勝ちにいく感じがしてすごく好きです。まずは初戦突破を絶対にみんなで勝ち取って日南学園らしく明るく元気に笑顔でセンターコートに立って勝ち切りたい」

そして、もう1人のミドルブロッカー、釘元榛華選手。前回大会はケガで出場できませんでしたが、高校最後となる大会で活躍を誓います。

(ミドルブロッカー 釘元榛華選手)
「去年出られなかった分自分のプレーをみんなに見せつけたい。目標は全員でセンターコートに立つことと自分が去年立てなくて悔しかったオレンジコートで輝くこと」

チームの指令塔セッターは眞田來玲彩選手。スパイカーの良さを引き出す丁寧なトスと相手ブロックを翻弄するトス回しでゲームを組み立てます。

(セッター 眞田來玲彩選手)
「決めろという強気の気持ちを(ボールに)乗せます。今回が最後になるので1本1本大切に思いきりプレーしてセンターコートをめざして頑張ります」

前回大会は1回戦で涙を飲んだ日南学園。渡辺杏美キャプテンは春高に「忘れ物を取りに行く」と意気込みます。

(渡辺杏美キャプテン)
「これまでたくさんの方に支えてもらってここまで来れたので感謝の気持ちを忘れずに見ている人を感動させられるように楽しく笑顔で真剣に全力バレーで戦いたい」

3年生にとっては高校最後となる春高バレー。加藤涼監督は全力を出し切ってほしいと期待を寄せます。

(加藤涼監督)
「とにかく選手たちがかわいいなと思いながらここまで指導してきて。後悔が残るようなバレーは絶対にしたくないしどんな形であれやり切って終わらないといけないと思っている」

春の高校バレーは1月5日に東京体育館で開幕します。
日南学園の初戦は6日、高知県代表の高知中央と対戦します。

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