女子プロゴルフツアー最終戦JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが11月27日、宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブで開幕しました。

（福盛和男リポーター）
「過去最多、県勢5人が出場するこの大会。朝からたくさんのギャラリーが詰めかけています」

大会には今シーズンのツアー優勝者や「メルセデス・ランキング」上位者など40人が出場しています。

県勢注目はプロ12年目の2人。

まずは今シーズン・ツアー3勝目を挙げ、リコーカップ6年ぶり3回目出場の柏原明日架選手。
出だしの1番でダブルボギーをたたきますが、その後巻き返しスコアを4アンダーまで伸ばします。

迎えた15番パー4、2打目をバンカーに入れピンチを迎えますが、このパットを沈めパーセーブ。

柏原は首位と3打差の2アンダー、8位タイと上々のスタートを切りました。

（柏原明日架選手）
「朝一ダブルボギーから始まって、その割には良く立て直したほうだとは思いますが・・・コースのセッティングも15番から難しくなってくるので、そこで最後まで耐えられなかったという部分はあすの修正ポイントです。（Ｑ・あすは）朝さえすっと出れればいいゴルフができると思うので、みなさんが応援したいと思ってもらえるような順位にいたいと思うので精一杯頑張りたいです」

そして、5年ぶりにツアー3勝目を挙げ、リコーカップ6回目出場の永峰咲希選手。
永峰は前半4バーディー・ノーボギーの安定したゴルフをみせます。

圧巻だったのは難易度が最も高い18番パー4、永峰の第2打！
ピンそば1メートルにつけます。
これを慎重に決めた永峰は初日5アンダー、トップに立ちました。

（永峰咲希選手）
「バーディーもいっぱい取れましたし、後半ピンチが何カ所かありましたが、パッティングもしっかり決めることができて良かったです。（宮崎カントリーでは）べストスコアだったので、100点とは言いませんが高得点です。（Ｑ・あすは）たくさんの方々に来てもらって力になりましたし、引き続きいいプレーができるように頑張ります」

このほかの県勢の結果です。
2年ぶり2回目出場の脇元華は1アンダー・13位タイ。
初出場の荒木優奈は1オーバー・23位タイ。
同じく初出場の菅楓華は2オーバー・27位タイとなっています。

初日の主な結果です。
永峰と並んでトップに立ったのは岩井明愛。
1打差の3位には古江彩佳など3人が続いています。

28日、宮崎県勢のスタート時間です。
初出場の菅楓華は9時6分、荒木優奈が9時33分。脇元華は10時18分スタート、柏原明日架は10時45分、そして初日トップの永峰咲希は11時21分、最終組でのスタートです。