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医師不足で深刻な影響…串間市民病院の医師4人が前の事業管理者の復帰求める嘆願書を市長に提出

2025年11月26日 18時15分

串間市民病院の医師たちが、前の事業管理者の復帰を求める嘆願書を串間市の武田浩一市長に提出しました。

串間市役所を訪れたのは、串間市民病院の高屋剛副院長や永田豊春医局長など医師4人です。

嘆願書は、串間市民病院の医局の総意で提出されました。

それによりますと、現在の事業管理者の下では、医師の確保が難しく、病院の運営体制が地域医療を持続する上で深刻な影響を及ぼしているとして、医師確保の実績を持つ前の事業管理者の江藤敏治氏の復帰などを求めています。

高屋副院長は「医師を招へいする能力は経営能力に関わる」と話しています。

(串間市 武田浩一市長)
「10年後の病院のあり方も考えながら、結論を出すべき問題じゃないかなと思っています」

串間市民病院は、昨年度末に3人の医師が退職。
現在、常勤・非常勤の医師が9人となっていて、外来・入院患者ともに減少しています。

串間市民病院の事業管理者は、今年度から市の元職員が務めています。

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