サッカー皇后杯全日本女子サッカー選手権を前に、去年のベスト8超えを目指すヴィアマテラス宮崎に注目します。

女子サッカーなでしこリーグ1部のヴィアマテラス宮崎。
11月8日に開幕したサッカー皇后杯に向け、練習に励んでいます。

去年の皇后杯では、ベスト8だったヴィアマテラス宮崎。
チームを率いてきた水永翔馬監督は、今大会で退団が決まっています。

（水永翔馬監督）
「自分としても集大成だと思うので、ヴィアマらしく戦って優勝したいと思います」

嘉数飛鳥キャプテンは、リーグ戦での大怪我から復帰し、その存在感は抜群。
皇后杯に全力を尽くし、去年より必ず上を目指すと誓います。

（嘉数飛鳥キャプテン）
「目標は優勝です。去年ベスト8という結果を残したので、それよりは上にいきたいのが正直なところです。
（Ｑ・水永監督と最後の試合）一緒に戦ってきて、昇格だったり優勝だったりを経験してきた翔馬さんに最後、いい形で終われると1番いいと思います」

チーム一のスピードと運動量を誇る永野桃子選手。
最後まであきらめない姿勢は、チームメイトだけでなくサポーターにも感動を与えるプレイヤーです。

（永野桃子選手）
「1番はリーグ戦で優勝できなかったのが悔いに残っているので、皇后杯ではしっかり優勝を狙って1戦1戦勝ち切りたいです。自分自身の強みである攻守における走るというところは絶対に見せたいと思いますし、どのポジションになっても自分が与えられた仕事を自分はできるようにしていきたいです」

そして、水永監督が皇后杯のキーマンに挙げる坂本理保選手。
経験豊富なディフェンス陣の頼れるリーダー。
今大会では、ボランチも任され、攻撃面での活躍も期待されます。

（坂本理保選手）
「安定した守備をチームにもたらしたいですし、攻撃面だと得点につながるパスだったり攻撃の起点となるパスをさばいていきたいです。1つでも多くＷＥリーグのチームに勝って、日本のトップリーグでもできるぞというところを証明したいです」

プロアマ問わず、全国の女子サッカーの頂点を目指す皇后杯。
ヴィアマテラス宮崎はチーム一丸となり、上位進出を目指します。

初戦の相手は、同じくなでしこリーグ1部の日体大ＳＭＧ横浜です。
試合は15日土曜日、クロキリスタジアムでキックオフです。