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延岡市の離島・島野浦島を結ぶフェリー 新船が就航 バリアフリーの客室も

2025年11月10日 18時20分

宮崎県延岡市浦城町と離島の島野浦島を結ぶフェリーの新船が建造され、島浦町の宇治港で就航式が行われました。

就航式には、フェリーを運航する日豊汽船の岸上照夫社長など関係者約50人が出席、鏡開きをして新船の就航を祝いました。

新船「にっぽう5」は、29年間運航した「にっぽう3」の老朽化に伴い建造されたもので、全長約43メートル、総トン数は169トン。
乗客定員は50人で車10台を運ぶことができます。

(住民)
「(フェリーの利用は)車を車検に出したり、漁具のロープなどの運搬が主です」

新船はエンジンの改良でこれまでの船より燃料消費量を10%削減。
1階にはバリアフリーの客室も設けられ、平日は1日6往復運航します。

(島浦町・岩谷勇区長)
「(どのように使っていくか)島民は600人くらいしかいない。島民はもちろん島外者との交流をもっと深めないといけないかなと思う。利用を促進させたい」

(日豊汽船・岸上照夫社長)
「船が新しくなって安全が第一が一番だと思っている。その次に皆さまの利便性にお役に立てるように改善を頑張っていきたい」

新しいフェリー「にっぽう5」は、11月11日宇治港の始発便から運航を開始します。

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