番組表
みんなと防災 児童が考えたルートで避難 青島小学校の児童が「逃げトレ」
2025年10月31日 18時20分
視聴者の皆さんと防災について考える、「みんなと防災」のコーナーです。
10月31日は、山下先生も参加された宮崎市の青島小学校の避難訓練です。
この取り組みは、宮崎市の青島小学校と宮崎公立大学などが連携して行ったもので、3・4年生約30人と、宮崎公立大学の山下裕亮准教授や学生などが参加しました。
避難訓練は、南海トラフ巨大地震が発生した想定で行われ、児童たちは8グループに分かれて、青島海水浴場から自分たちが考えたルートで避難を行いました。
こちらのグループは、避難の準備時間を考えて、地震が発生してから10分後に海沿いを北に進むルートで避難を開始。
海の様子を見ながら早歩きで進み…
(児童は)
「ここ曲がる?曲がろう!ここから出れる!」
児童たちが選んだ避難先は、宮崎市の津波避難ビルに指定されている「青島グランドホテル」。
指定避難所になっている7階へ移動しました。
そして、「逃げトレ」というアプリを活用し、自分たちの避難ルートで「津波から逃げることができたのか」確認すると…
「危機一髪」
避難中に津波に追いつかれるまで最短で3分28秒と表示されました。
(小学4年生)
「避難看板に『青島グランドホテル』って書いてあって、だから青島グランドホテルに来ました。7階が1番上だから、安全だと思いました」
(小学4年生)
「本当の津波の避難とかを経験できたし、良かったと思います」
「避難看板を見て、そのマンションやビルが避難場所だと覚えて、近くの避難場所に避難できるようにしたい」
避難訓練が終わると、児童たちは山下准教授からフィードバックを受けました。
(宮崎公立大学 山下裕亮准教授)
「すぐ避難できるのだったら、早い方が良い。津波もまだ来ないから」
「しかし10分くらいだと、津波も来てしまうかもしれないから、安全なルートを通ったほうが良いかもしれない」
「色んなルートがあることを、よく覚えておいてください」











