スポーツを通じてチームワークやコミュニケーション能力を身に付けてもらおうと、宮崎県高鍋町の小学校でラグビー元日本代表による授業が行われました。

高鍋町は内閣府のSDGs未来都市に選定され、スポーツによる人材育成に力を入れています。

29日は高鍋東小学校で、コミュニケーション能力や運動能力の向上を目的にラグビー元日本代表の菊谷崇さんを招いて体育の授業が行われました。

チームに分かれてのパス練習では、菊谷さんから子供たちにアドバイスが…。

（ラグビー元日本代表　菊谷崇さん）
「優しいパスだからボールがつながる」
「優しくないパスはつながらない」

このあと子供たちは、仲間への声掛けなどチームプレーの作戦を立ててゲームを楽しみました。

（児童）
「パスを出し合って得点を決めるのが楽しかった」
「心を1つにしてラグビーのパスをしたり、作戦を立てるのが楽しかった」

（ラグビー元日本代表　菊谷崇さん）
「自分たちのテーマを作って話し合う時間が子供たちにとって学びのある時間になって、私生活にも色んな意味で生きていけばいいと思います」

高鍋町では健康づくりを目的に、12月にも小学校に陸上元日本代表の朝原宣治さんなどを招いて授業が行われます。