10月23日、運命のプロ野球ドラフト会議が行われます。
宮崎県勢で指名が予想される2人の高校生ピッチャーに注目します。

まずは九州屈指の剛腕、延岡学園高校3年の藤川敦也投手。
藤川投手は、2年春からチームの主力となり頭角を現すと、2年夏の宮崎大会で最速153キロを記録。
プロ野球スカウト陣プロ野球のスカウトから注目を浴びる存在となりました。藤川投手はストレートの速さが注目されていますが、制球力と変化球のキレも良く、完成度が高いピッチャーです。

（藤川敦也投手）
Q.ドラフト直前ですが
「自分のやってきたことは間違ってないと思っているのでこれから精度を上げていってスカウトに評価を上げてもらうように頑張っています」

福岡県出身の藤川投手。
小学4年生の時に父親を病気で亡くしました。女手一つでここまで育ててくてた母・七恵さんへの感謝の気持ちを胸にドラフトに臨みます。

Q.母への感謝は
「お母さんがずっと送り迎えだったりお母さんが支えてくれていたので、プロに入って活躍する姿を元気でプレーしている姿を見てもらえれば1番の親孝行になると思うのでそこは頑張りたいです」

Q.どんな投手に
「自分は日本を代表するような投手になって、侍ジャパンでエースを取って世界一になりたいと思っています」

（福盛和男キャスター）
「高校野球の強豪校大阪桐蔭に来ています。プロ注目森陽樹投手にドラフト直前の気持ちを聞きたいと思います」

森陽樹投手は、延岡市の出身。聖心ウルスラ学園聡明中学から全国屈指の強豪校大阪桐蔭高校に進学しました。

「技術も含めて人間的に成長できてすごく充実した3年間でした」

190センチ・88キロの恵まれた体からMAX153キロのストレートとカーブ、スプリットを武器に高校2年生の春のセンバツと夏の甲子園でエースとして活躍。
プロ注目投手に成長した森投手がドラフトに臨む心境を話してくれました。

（森陽樹投手）
「大阪桐蔭の森陽樹投手です。いよいよドラフト直前となっていますが、今の心境はドキドキかワクワクで言えばワクワクのほうが大きいです」

小さいころからプロ野球選手になる夢を支えてくれたのは延岡に住む両親です。

「自分で決めた道なので応援すると言ってくれて後は自分がやるだけだったので、両親の支えがあってここまでやってこれたと思うので感謝しています」

Q.どんな投手に
「日本のプロ野球でローテーションに入って長く活躍出来るようなスケールの大きい投手になりたいです」

運命のプロ野球ドラフト会議は、23日。
藤川・森両投手は静かにその時を待ちます。