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来春のセンバツにつながる重要な大会 秋の九州高校野球に挑む 小林西高校

2025年10月16日 18時15分

スポーツです。
10月25日に宮崎県宮崎市で開幕する秋の九州高校野球。
来年春のセンバツにつながるこの大会に県勢2校が出場します。

第一代表の小林西高校は夢舞台への切符をつかもうと練習に励んでいます。

「気をつけ礼。お願いします!」

小林西高校野球部は創部58年。
2年生9人、1年生20人が所属しています。

9月に行われた秋の九州高校野球県予選で、スターティングメンバーの大半が1年生という若いチームながら優勝。
宮崎第一代表の座を手にしました。

(浅野孝浩監督)
「今回自滅をしないというか、守りから攻撃のリズムに入れたとういことが安定した勝ち方に結びついたと思う」

守りの中心は投手陣。
県予選5試合を継投で勝ち抜きました。

先発を担うのは川原純季投手。
多彩な変化球で相手に的を絞らせません。

(川原純季投手)
「(九州大会では)1球でも失投したらチームが負けるという考えを持たないと勝てないと思うので自分がしっかりしたい。自分が任された回をすべて投げ切って後の投手に託したい」

川原投手をリリーフするのは橋立悠也投手。
そして、抑えは内野手の児玉哩臥選手が務めます。

また、県予選でエラー2つの安定した守備も投手陣を盛り立てます。

一方、攻撃面は機動力が最大の武器。
県予選では19個の盗塁を決めました。

(浅野孝浩監督)
「足のある選手がいるということで機動力、走塁面を徹底して練習してきた」

一番を打つ志水泰史選手は50m・6秒2とチーム一の俊足、リードオフマンとしてチームを勢いづけます。

(志水泰史選手)
「(九州大会では)相手が嫌がる走塁をしたい」

2番バッターは主将の庄司小哲選手。
県予選の打率は3割5分7厘、6つの盗塁を決めました。

(庄司小哲主将)
「自分たちの野球がどれぐらい通用するのかがとても楽しみ。県の代表として(九州大会に)出場するので、1戦1戦大事に思い切って元気を出して頑張りたい」

そして、勝負強いバッティングの3番・児玉哩臥選手。
県予選での打率は4割を超え、全試合で打点をあげました。

(児玉哩臥選手)
「ランナーが自分の前に出てくれるので、自分がそれをしっかり返して1点でも多く自分の打席で点を取ってチームを楽にしたい。(目標は)絶対に先輩たちとセンバツに出場すること」

走攻守にバランスのとれた小林西、春のセンバツ出場を目標に九州大会に挑みます。

「九州大会優勝するぞ!オー」

秋の九州高校野球は10月17日組み合わせ抽選が行われ、25日に宮崎県宮崎市で開幕します。

この大会で上位に入ると来年春のセンバツ出場が見えてきます。

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