番組表
宮崎県内で初めて開催 自転車の国際ロードレース「マイナビ ツール・ド・九州2025」
2025年10月13日 18時20分
10月13日はスポーツの日です。
宮崎県延岡市では、自転車の国際ロードレース「マイナビツール・ド・九州」が初めて行われ多くの人が沿道から声援を送りました。
今年で3回目の開催となるマイナビツール・ド・九州2025には、国内外から合わせて18チームがエントリー。
初開催となる宮崎県と長崎県を含む九州5県を舞台に、4日間にわたりレースが行われました。
最終日のこの日は、宮崎・大分ステージ。
選手たちは、午前10時に延岡市役所前をスタートし大分県佐伯市までの約120キロを平均時速40キロで駆け抜けます。
(森山裕香子記者)
「きょうのレースの見どころの一つ山下新天街には、選手の走りを一目見ようと多くの人が集まっていて熱気に包まれています」
スタートから約2分後…
選手たちは、約330mあるアーケードを時速約20キロで走り抜けました。
(延岡市から)
「すごくかっこよかったし、一瞬で終わると思わなかった。1分くらいかかると思ってた」
Q.一瞬だった
「うん。ヒューって」
(門川町から)
「一瞬でしたがすごい迫力がありました。速かった」
山下新天街では、この日のためにオリジナルのフラッグを作って選手を歓迎しました。
(山下新天街商店振興組合 興梠貴士理事長)
「ありがたいの一言です。シャッター商店街になってしまっているので、これを機に色んな方が注目して空き店舗の減少につなげられたらなと思います」
そしてレースが国道388号に入ると、一気にスピードが上がります。
早く通過した選手にポイントが与えられる「スプリントポイント」の北浦IC近くでは、最高速度が時速約70キロに!
(宮崎市から)
「途中まで車で、途中から自転車に乗って来ました。自分も趣味で自転車には乗ってるんですけど、迫力が断然違います」
(延岡市北浦から)
「かっこよかったですね。一瞬でしたけど、胸がドキドキしました」
また延岡市役所近くでは、大会を盛り上げようと、宮崎応援団長の松田丈志さんによるトークイベントやパブリックビューイングなどが行われました。
(延岡市から)
「なかなか目の前で見れることはないので、すごいスピードで走っているところとか、実際に僕も走っているコースもあったので、こんなところをこんなスピードで走るんだなと一番びっくりしています」
訪れた人たちは、スピードに乗って走る白熱した自転車レースに目を奪われていました。