（会見謝罪の様子）
「多大なるご迷惑とご心配をおかけしています事を心より深くお詫びいたします」

宮崎大学は今年2月に実施した前期日程の入学試験で出題ミスがあったとして、謝罪しました。

出題ミスは予備校関係者からの指摘で判明。
生物科目の植物の遺伝に関する2つの設問で出題ミスが確認されました。
出題ミスの2問を全員正解とし再度採点した結果、農学部で新たに4人が合格となりました。

追加の合格者にはすでに他の大学に進学している学生もいるということです。
宮崎大学は追加での入学を希望する場合、今年度から4年間で卒業できるよう、補講などの対応を検討しています。

今年の入学試験を巡り宮崎大学では化学の科目でも出題ミスが判明していて、今後、再発防止にむけた検討委員会を設置し、試験の実施体制について見直しを進めるとしています。