宮崎市フェニックス自然動物園にマサイキリンの赤ちゃんが誕生しました。

（戸高涼平記者）
「こちら飼育員さんの加治さんです。マサイキリンの赤ちゃんが生まれたということです。早速見に行ってみましょう」

（飼育員 加治洋一さん）
「あ、ちょっと待って下さい！ちょっと待ってください。中には入れないんで。はい」

まだ生まれたばかりのため、飼育員さんに代わりに撮影してきてもらいました。

（飼育員さんの撮影）
「こちらがキリンの赤ちゃんです」

4日前の10月5日、マサイキリンのコユメとトウマの第4子となるオスの赤ちゃんが生まれました。
赤ちゃんの頭までの高さは、推定およそ180センチ、体重はおよそ70キロ。
こちらの写真は生まれてすぐに撮られたもので、1時間後には立っていたということです。
生まれた時、折りたたんでいた角が立ち始めてだんだんキリンらしい姿になってきたということです。

これで国内のマサイキリンは、フェニックス自然動物園の4頭を含めて11頭になりました。
依然少ない状況が続いていますが、動物園では赤ちゃんの成長を見守り、希少なマサイキリンを未来につなげたいとしています。

（飼育員 加治洋一さん）
「もう少ししたら公開できると思うので、その時にはまたお知らせしてぜひ皆さんにこの小さな時のキリンを見に来て頂きたいなと思います」

一般公開は来週になる予定で、公開と同時に愛称も募集していきます。