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住民の命を守る消防士に 県消防学校初任科生卒業式
2025年09月25日 18時20分
県消防学校で初任科生たちが卒業式を迎え、半年間で培ってきた救助技術などを披露しました。
(早瀬純哉記者)
「家族が見守る中、最後の訓練が行われています。雨が降る中で、初任科生たちは的確に訓練を進めています」
県内の各消防局や消防本部で採用された消防士は、半年間県消防学校で教養や救助・消火の技術を学びます。
9月25日は、初任科生32人が卒業の日を迎え、培ってきた技術を披露。
お互いに声を掛け合いながら、最後の訓練に臨みました。
この後の卒業式では、本田浩樹校長が「消防への厚い信頼を未来に繋いでいけるようゆるぎない覚悟と強い意志を持って欲しい」と学生たちを激励し、卒業生の代表が答辞を述べました。
(日向市消防本部 矢野直樹さん)
「この消防学校での学びや経験を糧に、一人一人が活躍できるように頑張ります」
(宮崎市消防局 澁谷碧生さん)
「救急隊で働きたいという気持ちが一番強いので、まずは知識と技術と体力をしっかりつけて、市民を助けられる消防士になりたい」
(日南市消防本部 溝口綾乃さん)
「女性が倒れた時や男性が入りづらい場所に、女性がいると助かると聞いてそういうところでも活躍したい。自信を持って皆さんの力になれるよう頑張りたい」
卒業生たちは来週から所属する消防局や消防本部での業務が始まります。