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佐土原高校でも自販機窃盗の被害 専門家「今後も同様の犯行に注意を」
2025年09月24日 18時20分
23日もお伝えした、県内で相次ぐ自動販売機を狙った窃盗事件についてです。
22日までに宮崎市の生目の杜運動公園、萩の台公園、清武総合運動公園の3か所の公園で自動販売機が壊され、中の売上金などが盗まれる被害が確認されました。
そして24日、新たに県立佐土原高校でも被害が確認されました。
相次ぐ犯行に専門家は、今後も同様の犯行が起こる恐れがあるとしています。
(オカファー エニス 豪 アナウンサー)
「こちらが佐土原高校の壊された自動販売機です。お札や小銭の投入口が破壊されて中がむき出しになっていますね。」
被害にあったのは、宮崎市の佐土原高校の渡り廊下に設置してある自動販売機です。
24日朝7時ごろ、職員が、横並びになっている3台の自動販売機がこじあけられているのを発見。警察に通報しました。
佐土原高校によると、祝日だった23日の午後3時ごろ、警備員が見回りをした際には異常はなく、部活動などを行っていた生徒や職員が帰った23日の夜から24日朝にかけて何者かが学校に侵入し、自動販売機を壊して現金を盗んだと見られています。
宮崎市によると、9月19日から24日まで、生目の杜運動公園、萩の台公園、清武総合運動公園の市内3つの公園で合計13台の自動販売機が壊され、売上金などが盗まれる被害が相次ぎました。
これらの被害の犯人像について、防犯コンサルタントの三原政彦さんに聞きました。
(トレースサーチ 三原政彦代表)
「同一犯。一連の犯行は同一犯である可能性が極めて高いのではないかと考えられる」
「バールや電動工具。そういったものを使って」
「お金を手に入れたい人物らが手っ取り早く、そういう犯行に及ぶことはあり得る」
「交通手段は恐らく車。この先、広範囲に被害が及ぶことも当然考えなければならない」
警察は、それぞれの事件について器物損壊や窃盗の疑いで捜査を進めています。