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国交省が全国で下水道管調査「緊急度1」宮崎市は約3.8km
2025年09月18日 18時20分

国土交通省は埼玉県八潮市で起きた道路陥没を受け、全国で実施した下水道調査の結果を公表。宮崎県内では宮崎市の約3.8kmで「1年以内の速やかな対策が必要」とされました。
今年1月、埼玉県八潮市で下水道管の破損が原因とみられる道路の陥没事故が発生し、トラックの男性運転手が巻き込まれ亡くなりました。
これを受けて全国で行われた下水道管の調査の結果、原則1年以内の速やかな対策が必要とされる「緊急度1」と判断された下水道管は、35都道府県で約72km。
このうち宮崎県内では、宮崎市で約3.8kmにのぼっています。
宮崎市によりますと「緊急度1」と判断されたのは、いずれも市が管理している宮崎駅や県庁、市役所の周辺などの下水道管で、コンクリートが剥離して鉄筋が露出している箇所などがあるということです。
一方で、これまで定期的な点検を行っていることから、市は「直ちに陥没が生じる可能性がある箇所はない」としたうえで、「より安全性を高めるため補修や補強などを速やかに行っていきたい」と話しています。