番組表
全日本男子新体操社会人選手権に挑む 三桜電気男子新体操部 6年ぶりに立つ舞台をチーム復活の足がかりに
2025年09月16日 18時15分
宮崎市の三桜電気工業男子新体操部が、全日本社会人選手権に出場します。
6年ぶりに立つ舞台をチーム復活の足がかりにしようと練習に励んでいます。
創部10年を迎えた三桜電気工業・男子新体操部には現在3人の選手が所属。
このうち、「全日本社会人選手権」に挑むのはこの2人です。
三桜電気はこれまで、この大会で団体優勝など輝かしい成績を残しています。
しかし、2020年、部員不足で休部状態に・・・。
それでも社会人新体操の灯りを消してはいけないと選手を募り、今回、6年ぶりに個人競技で大会に出場します。
(上畠太志郎監督)
「三桜電気工業新体操部が(大会に)帰ってきました。これからまたよろしくお願いしますと、まず今年はただいまというところですね」
個人競技はリング、クラブ、スティック、ロープの手具を使った4種目で競います。
キャプテンの青屋爵選手は入社10年目。これまでは手具を使わない団体競技に取り組んできました。
(青屋爵選手)
「個人競技は手具を使うので取り扱いが不慣れというのがあって、それに合わせてタンブリングをするので難しい」
それでも青屋選手は、団体演技で磨いた美しい基本動作を武器に大会に挑みます。
(青屋爵選手)
「(キャプテンとして)盛り上げる立場として一番楽しまないといけないと思っているので、それが伝わればいいと思う」
長友快成選手は入社1年目、高いレベルで4種目をこなせるオールラウンドプレーヤーです。
この大会で狙っているのは、5位以内に与えられる全日本選手権への出場権です。
(長友快成選手)
「タンブリングというアクロバティックな技が得意で、高さやきれいさなど実施面で減点されないように意識している。(大会では)ミスを極力減らして全日本選手権に出場できるように頑張りたい」
仕事との両立をはかりながら大会に臨む選手たちに、上畠太志郎監督は・・
(上畠太志郎監督)
「まずは安全に今までやってきたことを出してくれれば、それで十分です」
三桜電気工業男子新体操部は、6年の時を経て再スタートを切ります。
「社会人大会頑張るぞ!オー」
上畠監督は「今後はさらに選手を増やして、来年は5人1チームで演技をする団体競技に出場したい」と話していました。
全日本社会人選手権は9月19日から岐阜県で開催されます。