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番組表
宮崎空港で航空自衛隊輸送機の発着訓練 災害時の支援物資輸送を想定
2025年09月10日 18時20分
災害が発生した際の円滑な支援につなげようと、宮崎空港で航空自衛隊が輸送機の発着訓練を行いました。
(藤崎祐貴アナウンサー)
「いま、宮崎空港に航空自衛隊の輸送機が入ってきました。前方に4つプロペラがついた特徴的な形状をしています」
訓練は、災害が発生した際などに安全かつ迅速に支援物資を輸送するためのもので、空港によって異なる離着陸の進入要領や航空交通管制などに対応するため全国で行われています。
10日午後1時頃、宮崎空港に到着したのは、愛知県の航空自衛隊小牧基地所属のK/Cー130H輸送機です。この輸送機は全長およそ30メートル、幅およそ40メートルの中型の輸送機で、最大でおよそ20トンの貨物を運ぶことができ、最大92人乗せることができます。
着陸後、隊員たちは宮崎空港事務所と情報交換などをしたあと、およそ1時間45分後に離陸していきました。小牧基地がこの機種を使い宮崎空港で訓練を行うのは、今年6月以来です。