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乳がんについて学ぶ 絵を楽しく描きながら小学校で授業

2025年09月08日 18時15分

絵を楽しく描きながら子どもたちに乳がんについて知ってもらおうと、9月5日、宮崎市の小学校で外部講師による授業が行われました。

この授業は、宮崎市の文化学習支援事業の一環として行われ、古城小学校の6年生14人が参加。

講師は絵画を通して、自身も患った乳がんの認知度を上げる活動を続けている画家の藤野ア子さんです。

児童たちは授業の中でクラスの旗づくりに挑戦!
みんなで自由に絵を描きました。

このあと、藤野さんが18年前に乳がん告知を受けた時の心境などを綴った絵本を使って乳がんについて説明。
児童たちに抗がん剤治療の話や日本人女性の9人に1人が乳がんになることなどを伝えました。

(児童が絵本を音読)
「なにが食べられるんだろう。きょう1日もなにもしない自分」

(藤野ア子さん)
「味覚障害というのはお口に入れたものがその味にならないんですよ」

(児童)
「とても新鮮で楽しかったですしもっと大きな紙にみんなで自由に描きたいです」
「女性も男性もどちらもかかる病気ということと、味覚と嗅覚がなくなるということがわかりました」

(現代っ子センター 藤野ア子代表)
「子どもたちと一緒に楽しく芸術を広めていこうというのが目的です」
「子どもたちの目線に下がって詳しく感情的にならずに体験として話を伝えることができたら」

児童たちは授業を楽しみながら乳がんについて学んでいました。

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