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番組表
えびの駐屯地にスタンド・オフ・ミサイル配備へ えびの市の村岡市長 市議会に説明
2025年09月04日 18時20分
えびの市議会の全員協議会で陸上自衛隊えびの駐屯地に配備されるスタンド・オフ・ミサイルについて、村岡市長から議員に説明されました。
説明では、えびの駐屯地の第24普通科連隊がなくなることが明らかになりました。
防衛省は8月、敵の射程圏外から攻撃可能なスタンド・オフ・ミサイルの配備先を公表し、えびの駐屯地には来年度に島嶼防衛用高速滑空弾が配備されることになりました。
島嶼防衛用高速滑空弾は高い高度を超音速で飛び、敵の防空網を突破するミサイルで、離島の防衛などのために開発が進められています。
全員協議会では、えびの駐屯地の第24普通科連隊がなくなることが明らかになりました。
ミサイルの運用に向け、これまでよりも人数の多い新たな部隊が配備されます。
また滑空弾の車両が3台から4台配備される方針です。
(えびの市 村岡隆明市長)
「第24普通科連隊がなくなことは寂しい気持ちもしていますが、新しい部隊が来て久しぶりに駐屯地の人員が増えるということに関しては、これまでの色々な活動が実を結んだのかなと思っています。本来であれば軍部の拡張はない方が良いと思っていますが、今の外国の軍部の拡張を見ると日本が持つことで抑止力を持つことができると考えています」
議員からは「不安に思っている市民にどう応えていくのか」「市は防衛省に増員・増強を要望してきたが隊員たちはどのような体制になるのか」などの質問が上がっていました。