NOW ON AIR !
番組表
「所持や販売は銃刀法違反の可能性」 実弾が発射可能なおもちゃの拳銃 県警が一丁回収
2025年08月21日 18時20分
こちらはゲームセンターの景品などとして出回ったおもちゃの拳銃ですが、なんと、実弾を打つことができるということなんです。
このような拳銃が全国で出回っている問題で、宮崎県警は、県内でも一丁を回収しました。
(オカファーエニス豪アナウンサー)
「こちらが問題となっているおもちゃの拳銃です。色遣いや丸みを帯びた形など、一見子供用の普通のおもちゃのように見えます」
警察によりますと中国製のおもちゃの拳銃「リアルギミックミニリボルバー」は去年12月以降、全国で約一万6000丁が流通。
本体はプラスチック製ですが殺傷能力がある実弾を発射できる構造で、警察は銃弾が内蔵できる弾倉と通過する銃身が貫通している点などが違法だとしています。
(宮崎県警本部 組織犯罪対策課 徳永正彦理事官)
「(特徴は)全長12.5cmの回転弾式拳銃であること。オープンという刻印がされている」
「所持、販売は銃刀法違反の可能性があるため警察ではこの回収を行っている」
警察は今回、回収した一丁は県外のゲームセンターのクレーンゲームの景品として入手した子供の家族が届け出たものだとしています。
このほか宮崎県内での流通は把握していないということです。
警察はこの他にも持っている人がいる可能性があるとしていて、回収期限の今年12月末までに最寄りの警察署に届け出るよう呼びかけています。