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新しい津波浸水想定を公表 深さ30センチ以上の浸水面積は県全体で340ヘクタール増加

2025年08月07日 18時20分

県内の新しい津波浸水想定が8月7日に公表され、死者の数に影響が出る深さ30センチ以上の浸水面積が、県全体で340ヘクタール増加することがわかりました。

県が設置した地震専門部会は、大学教授や地方気象台などの委員からなり、12年ぶりに県内の津波浸水想定などを全面的に見直してきました。

8月7日の会議には、委員や自治体の関係者およそ50人が参加。
最新の潮位や地形データなどをもとに計算し直した新たな津波浸水想定を県が公表しました。
それによりますと、津波による死者の数に影響が出る、深さ30センチ以上の浸水面積が、県全体で340ヘクタール増加することがわかりました。

市町村別では、宮崎市で170ヘクタール、串間市で100ヘクタール、延岡市で70ヘクタール、高鍋町で40ヘクタール、新富町で20ヘクタール増加しています。
新たな津波浸水想定図などは、県のホームページで公表されています。

地震専門部会では、今後、新たな津波浸水想定をもとに、被害想定や減災計画の見直しを行うことにしています。

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