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新酒の出荷は年明けごろの見込み サツマイモ基腐病は減少 芋焼酎の仕込み始まる

2025年08月07日 12時00分

芋焼酎の原料となるサツマイモが収穫の時期を迎え、宮崎県都城市の霧島酒造では、今シーズンの仕込み作業が始まっています。

(藤松舞アナウンサー)
「収穫されたばかりのサツマイモが県内や鹿児島から続々と運び込まれています」

霧島酒造の芋焼酎の仕込みは8月1日から始まりました。
仕込みには、主に優しい甘みが特徴の「黄金千貫」が使われますが、サツマイモ基腐病に強い「みちしずく」という品種のサツマイモも使われます。

手作業で傷のついた部分を取り除いたサツマイモは、蒸された後、専用の機械で細かく切られます。
そして、酵母などと混ぜ合わせてタンクのなかで発酵させるなどして芋焼酎ができあがります。

(霧島酒造製造部 花村博課長)
「生産農家の方々もしっかりと土壌づくりなどをしてくれているので病気(サツマイモ基腐病)も減っている。いろいろな方々の協力があってここまで来ているので、しっかり製造をしてみなさんに一日でも早くお届けできるようがんばっていきたい」

霧島酒造では、5つの工場で1日あたりおよそ400トンのサツマイモを使い、一升瓶で20万本を製造する見込みで、新酒の出荷は、年明け頃になる見込みだということです。

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