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番組表
日南市の児童クラブで平和学習 紙芝居で戦争や命の尊さを考える「油津の方角から機銃掃射の音が…」
2025年08月06日 18時20分
戦争や命の尊さについて考えてもらおうと宮崎県日南市の児童クラブで平和学習が行われました。
教職員退職者などでつくる「平和をつなぐ会」が開いた平和学習には、南郷小学校放課後児童クラブのこどもたち30人が参加しました。
会のメンバーは日南市でも戦争があったことや梅ヶ浜地区で起きた空襲体験の紙芝居の読み聞かせをしました。
(紙芝居)
「遠く油津の方角からバリバリバリと機銃掃射の音が聞こえてきました。そしてドドドーンという爆弾の音が何発も聞こえ、地響きとして伝わってきました」
そして80年前の今日原爆が落とされた広島で被爆し奇跡の木と伝わるアオギリの木の歌をみんなで歌いました。
(歌)
「私が、みんなが考えいく広島を」
(女児)
「日南も戦争があったんだなって思いました。原子爆弾とかがあるんだなって思いました。戦争がない世界になってほしいです」
(「平和をつなぐ会」中武和子さん)
「平和をつなぐことが私たちの願いですので、その平和がいつまでも続いてくれればいいなと思います」
子供たちにとって命の尊さや自分の幸せついて考える平和学習会となったようです。