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番組表
福岡や大分では路線バスなどで利用 九州電力がEV大型バス試乗会
2025年08月05日 18時20分
脱炭素に向けた取り組みです。
宮崎県宮崎市で5日、電気で走るEVバスの運転士向け体験試乗会が開かれました。
(オカファーエニス豪アナウンサー)
「これから、こちらのガスを排出せず環境に優しいEVバスの試乗体験が行われます」
九州電力宮崎支店が開いたEVバスの試乗会には、導入を検討する宮崎交通のバス運転士や県の職員など約50人が参加。
実際に座席に座ったり、運転して乗り心地を確かめました。
2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする取り組みを進める九州電力グループ。
すでに福岡県や大分県で、EVバスをスクールバスや路線バスとして定額利用できるサービスを展開しています。
(オカファーエニス豪アナウンサー)
「実際に街中を走っているんですが、かなり静かです。ガソリン車と違ってモワっとした暑さがないので涼しくて快適です」
EVバスは、約2時間の充電で150キロから200キロの距離を走ることができます。
また、雨の日や夜間の運転でも見やすい電子ミラーや乗客が使用できるUSBポートも搭載されています。
(宮崎交通乗合部 平元和久専任部長)
「多分オートマチックだと思うが、切り替わるときのショックが全くなくて乗りやすかった。電気バス特有なのか、エアコンがよく効くのでこの暑い夏も快適にご乗車頂けるのかな」
(九州電力宮崎支店企画・総務部 熊須彰一グループ長)
「脱炭素をするのが日本全体の取り組み。少しでも早く宮崎県内でこうした電気バスの導入が進めばいいと思っている」
宮崎交通は今後「将来的な導入を検討していきたい」としています。