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毒クラゲ「異常に発生」 青島海水浴場では皮膚が腫れるなど被害が約30件

2025年07月29日 18時20分

宮崎市の青島海水浴場では、今月25日から毒クラゲの漂着が確認されていて、宮崎市が注意を呼びかけています。

(中村真菜記者)
「遊泳エリアのすぐ近くのこちらの場所には、ご覧のようにクラゲが打ち上げられています。とてもきれいな見た目をしていますが毒があるということです」

(青島ビーチセンター渚の交番 小玉順規センター長)
「今年に限っては、本当に異常事態に発生しています」

打ち上げられていたのは、風船のように膨らんでいる「カツオノエボシ」と、牛乳ビンの蓋のような見た目をしているギンカクラゲ。
どちらも触手に毒を持ち、死んでいても毒は残っているということです。

青島海水浴場では、今月25日から今日までに毒クラゲに刺されて皮膚が腫れるなどの被害がおよそ30件ありました。

(青島ビーチセンター渚の交番 小玉順規センター長)
「まず刺されたら真水などで洗わないように」
「救護室がありますので、しっかりとした看護師に対応してもらうようにしてもらうと助かります」

青島ビーチセンターでは、海水浴客が被害に遭わないための対策をとっています。

(青島ビーチセンター渚の交番 小玉順規センター長)
「一つは遊泳エリアの設定をしています。制限をして風の向きに合わせて遊泳エリアを決めているということと」
「あとはライフガードが時間を見つけて、このカツオノエボシを拾っています」

青島ビーチセンターでは、クラゲを見つけたときは安易に触らないようにして、万が一、刺された場合は慌てずに救護室などに行って適切な処置をしてもらうよう呼びかけています。

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