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番組表
チームメイトに呼びかけて…日南市のサッカー少年団がAED講習受講
2025年07月29日 16時00分
宮崎県日南市のサッカー少年団の団員が、命を救う方法を身につけたいと、AEDの使い方や心肺蘇生法を学びました。
日南市消防本部でAED講習を受けたのは、日南市のサッカー少年団に所属する小学生8人です。
昨年度県内最年少で防災士の資格を取得した飫肥小学校5年生の清水尊平さんが、みんなで救急蘇生法を身につけようとチームメートに呼びかけ受講することになりました。
(防災士・飫肥小5年 清水尊平さん)
「自分達でも最優先に命を守れる行動をとりたいということで、AEDを学びに来ました」
子どもたちは職員から教わりながらAEDを使った心肺蘇生の一連の流れを学んでいました。
「体から離れてください」
「離れてー」
「電気ショックを行いました」
「体を触っても大丈夫です」
「胸骨圧迫」
「そうそう」
(三股西小5年 重村恩夢さん)
「AEDの操作とか難しかったけどみんな一生懸命やっていて、本番でもそういう人がいたら救えるなと感じました」
(日南市消防本部警防課 中尾泰一郎主査)
「言ったことをみんなで情報共有して実技できるということにびっくりしました」
(飫肥小5年 清水尊平さん)
「自分たちにも出来ることが増えてとてもうれしいです。まわりに大人がいないときでも自分たちで出来るようにしたいです」
このあと子どもたちは、日南市の危機管理課を訪ね、災害時にとるべき行動などを学んだということです。