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警備が手薄なところから上陸を計画 オリンピック作戦の貴重な資料 マッカーサー企画展で展示
2025年07月23日 18時20分
太平洋戦争で日本が降伏する前、アメリカ軍は宮崎を標的にした大規模な上陸作戦「オリンピック作戦」を計画していました。
戦後80年、この作戦の貴重な資料がみやざきアートセンターで展示されています。
特別企画展「マッカーサーと現代日本の夜明け」では、太平洋戦争末期にマッカーサーをはじめとするアメリカ軍が極秘に計画していた宮崎や鹿児島への地上侵攻作戦「オリンピック作戦」の資料が展示されています。
(宮崎市バージニア市姉妹都市協会・石田達也会長)
「(日本軍の)レーダーや防衛基地がどこにあるかが描かれている。こちらを見るとちょうど警備が手薄な所から上陸しようとしていたのがこの地図から分かる」
(オカファーエニス豪アナウンサー)
「アメリカはこれだけ事細かに把握していた?」
(宮崎市バージニア市姉妹都市協会・石田達也会長)
「私も見てびっくりした」
実行されていれば、犠牲者が20万人以上になったかもしれないオリンピック作戦。基地の地図や兵隊の数など宮崎での日本軍の戦力が作戦実施にむけ細かく分析された資料を見ることができます。
(宮崎市バージニア市姉妹都市協会・石田達也会長)
「マッカーサー記念館のジェームスさんという公文書専門官の方から、宮崎だったらこの資料が全部あるよという話があった。そしたらすごい内容だった。これは迷ったが皆さんに公開すべきだということになった」
この企画展は8月17日まで開かれています。