前の市長の辞職に伴う宮崎県・延岡市長選挙は20日投開票が行われ、新人で元延岡市職員の三浦久知氏が初当選を果たしました。

開票結果です。
三浦久知2万52、後藤哲朗2万16、吉本靖1万5196、三浦氏がわずか36票差の大接戦を制し、初当選を果たしました。

三浦氏は日向市出身。
早稲田大学大学院を修了後、県職員を経て、延岡市役所で勤めました。
地域づくりでつながった仲間などと草の根選挙を展開し、初当選を果たしました。

一夜明けた21日、三浦新市長は、延岡市選挙管理委員会の木原一成委員長から当選証書を受け取りました。

（延岡市　三浦久知新市長）
「皆さまの命と生活を守るための職、仕事になりますので、非常に重たい職をいただいたと思います」

三浦新市長は、子育て支援を行う「こども未来部」の設置や避難所の環境改善などに取り組みたいとしています。

（延岡市　三浦久知新市長）
「延岡に住んでよかった、生まれてよかった、そういった希望が持てる街にしたいと思います。議会をはじめ、市民の皆さまとのしっかりとした対話を通じて、市政運営をしていきたい」

三浦新市長の任期は、2029年の7月19日までで、明日、就任式に臨みます。