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2025年07月18日 18時20分

前市長辞職に伴う「延岡市長選挙」 新人3人が立候補 各候補の主張は

読谷山前市長の辞職に伴う延岡市長選挙は、参院選と同じ20日に投開票が行われます。
新人3人が立候補し、読谷山市政の評価や人口減少対策などが争点となっています。

延岡市長選挙に立候補しているのは、届け出順に元延岡市職員の三浦久知候補(42歳)、元県議会議員の後藤哲朗候補(69歳)、元延岡市議会議員の吉本靖候補(67歳)の合わせて3人です。

(無所属・新人 三浦久知候補)
「子供たちが未来に向かってすくすくとのびのびと育ち、この延岡に育ってよかった、そう思える。今こそ未来への投資が必要なんです」

三浦候補は日向市出身。
早稲田大学大学院を修了後、宮崎県職員を経て延岡市役所で勤めました。
若く成長できることをアピールし、地域づくりで関わった仲間などと草の根選挙を行っています。
三浦候補は、塾などで使えるクーポン券配布や地域商社の設立、それに医療体制充実などの政策を掲げています。

(無所属・新人 三浦久知候補)
「延岡で働きたい、延岡で家庭を持ちたい、そんな風な延岡をつくるため、しっかりと教育環境の整備、子育て支援を行ってまいります」

(無所属・新人 後藤哲朗候補)
「もっと対話を進め、もっと会話を進め、少しでもこの延岡、安定・成長に結びつくようにしたい」

延岡市出身の後藤候補は、学習院大学を卒業後、民間企業に就職。延岡市議会議員や県議会議員を歴任し、自民党延岡支部や公明党、それに約150の企業・団体から推薦を得ています。
後藤候補は、物価高騰対策や高齢者福祉、さらに工業団地の整備と企業誘致などを訴えています。

(無所属・新人 後藤哲朗候補)
「まず足元のいろんな課題を解決していってこそ成長につながる。安定が先です、安定があって成長に導いて行く、そういった方策をしたい」

(無所属・新人 吉本靖候補)
「読谷山市長の、市民が主役の市政を絶対に絶対に引き継いでがんばっていく。そのつもりで今この場に立っております」

延岡市出身の吉本候補は九州大学農学部を卒業後、日向市役所の職員を経て、延岡市議会議員となりました。
選挙戦では読谷山市政の継続を強く訴え、前市長の支持者の応援も受けています。
吉本候補は、延岡南道路の料金引き下げやスポーツキャンプの誘致、それに南海トラフ巨大地震対策などを訴えています。

(無所属・新人 吉本靖候補)
「人口が減っているんですけども、交流人口を増やして活性化を図っていきたい。そしてそれを観光にも経済の底上げにもしっかりとつなげていきたい」

延岡市の有権者数は、7月12日時点で9万6517人。
投開票は20日に行われ、次の4年間を託す新たな市長が決まります。

7月17日(木)

7月16日(水)

7月15日(火)

7月14日(月)

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