熱戦が続く夏の甲子園宮崎大会。大会5日目です。
9日からは注目校が登場します。

（福盛和男キャスター）
「今日からいよいよシード校が登場、7年ぶりの甲子園出場を目指す、第一シード日南学園は延岡星雲との初戦に臨みます」

試合は、初回、延岡星雲・先頭藤縄がセンター前へはじき返し、チャンスを作ります。
これに日南学園・先発長友が冷静な投球でダブルプレーに打ち取り、チャンスの芽を摘みます。

この裏、日南学園は2本のヒットなどでワンアウト3塁1塁と先制のチャンス。
ここで4番蔡、初球を叩き右中間を破るタイムリーで先制します。
さらにこの回、日南学園は2点を加え3対0と試合を優位に進めます。

2回にも1点を加えた日南学園は3回。
ヒットと2つのフォアボールでワンアウト満塁。
ここまで2安打の1番谷口。
ライト前にタイムリーさらに、2番松井左中間を深々と破る走者一掃のタイムリーで8対0。

その後も得点を重ねた日南学園は11対0と第一シードの貫録を見せます。
何とか一矢報いたい延岡星雲は日南学園投手陣からヒットを放つものの、後続が続かず得点することができません。

試合は投打で圧倒した日南学園が延岡星雲を11対0の5回コールド勝ち、3回戦に駒を進めました。

（日南学園　井野大地主将）
「一人一人が集中してチーム全員で戦ったと思います。目の前の試合を一戦一戦戦っていくので、次もしっかり集中して戦っていきたい」

（延岡星雲　阿部舜大主将）
「きつい練習も全員で声を掛け合って乗り越えてこれたことがこれからの財産になると思います。日南学園には星雲の分まで勝ち上がって甲子園でも勝てると思うので頑張ってほしいです」