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番組表
2025年07月09日 12時00分
2027年「宮崎国スポ」の競技力向上目指し“アスリート雇用”進む
再来年の宮崎国スポの競技力向上を目指し、県や県内の企業が新たにアスリートを雇用する取り組みが進められています。
(藤松舞アナウンサー)
「国スポでの総合優勝を目指す宮崎県。ここ数年の順位がこちらです。飛躍をとげるため注目されるのが、企業でのアスリート雇用です」
県は、企業や県の職員などとしての採用を強化し、競技活動をサポートしながら宮崎国スポでの順位向上を目指す取り組みを進めています。
8日、宮崎市で開かれた報告会では、実際にアスリートを雇用している企業3社などが雇用を検討している県内の企業18社に向けて勤務形態などを説明しました。
このなかで、サザンクロスシステムズは、十分な練習時間を確保できるよう配慮して、去年の国スポにも出場したセーリングの今津雄登選手をシステムエンジニアとして雇用しています。
(サザンクロスシステムズ経営企画本部 東原擁慈本部長)
「時には挫折をすると思うが(アスリートは)そこから立ち上がって前を向いて頑張っていくということに非常に適している人材」
(セーリング 今津雄登選手)
「県外から宮崎に来て、不安もある中で会社も社員のみなさんもすごく理解いただいている」
雇用を検討している企業からは…
(三桜電気工業人事総務部 矢野仁士課長)
「選手が頑張れば頑張るほど、全国もしくは世界に(会社を)発信できるというのは大きなメリット」
県は2027年までに企業や県の職員などとしておよそ165人の選手の採用を目指しています。