高校野球、5日に開幕した夏の甲子園宮崎大会は3日目。
7日は1回戦4試合が行われました。

（福盛和男キャスター）
「きょうは7月7日七夕、選手達はどんな願いを込めて戦うのか、両チームの熱戦に期待です」

アイビースタジアムで行われた第1試合は、37年ぶりの甲子園出場を目指す宮崎南と、堅い守りが持ち味の都城西が対戦。

試合は2回、1点を先制した宮崎南は連続ヒットで1アウト2塁1塁の場面、バッターは8番・丹波ランエンドヒットを成功させ2対0とリードを広げます。

3回に2点を追加した宮崎南は4回、2アウト3塁1塁と都城西を攻めます。
ここで都城西は選手がマウンドに集まり、野元主将が檄を飛ばします。
するとレフト・押川が好プレー、得点を許しません。
なんとか追いつきたい都城西はその裏、2本のヒットとエラーで2アウトながら満塁。
ここまで好投の宮崎南・西から連続フォアボールを選び2点を返します。

5回、宮崎南は2アウト3塁2塁から8番・丹波のピッチャー強襲ヒットで2点を追加し、6対2とリードを広げます。

この後、試合は6回と7回にも追加点を挙げた宮崎南が都城西を9対2、7回コールドで破り、2回戦に駒を進めました。

（宮崎南・落合遥希主将）
「チャンスをみんなでものにできて、いい形で点が入ったので一番勝ちにつながりました。一週間のやるべきことをして次の試合（宮崎農業戦）に臨みたいです」

（都城西・野元塁生主将）
「最後大逆転を起こそうと思ってましたが、自分で（試合が）終わって本当に悔しいです。（Ｑ・宮崎南には）自分たちも甲子園を目指していたので、県立高校として自分たちの代わりに甲子園に行ってもらいたいです」