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2025年07月01日 18時20分
宮崎大学医学部附属病院救命救急センターを「高度救命救急センター」に指定
宮崎市の宮崎大学医学部附属病院救命救急センターは、1日県内で初めてとなる「高度救命救急センター」に指定されました。
「高度救命救急センター」は24時間体制で救急患者を受け入れる医療機関の中でも、広範囲のやけどや指肢切断、急性の中毒など特に重篤な患者を受け入れられる施設です。
今回の指定は全国で51番目で、県内では初めてとなります。
宮崎大学医学部附属病院は2012年に救命救急センターを設置して以来、17人の救急科専門医を育成し、およそ6400件のドクターヘリ要請を受けてきました。
こうした実績に加えて「コロナ禍で多くの重症患者を受け入れたことなどが評価された」と病院は見ています。
(宮崎大学医学部附属病院・落合秀信救命救急センター長)
「これまで宮崎大学医学部附属病院は実質、高度救命救急センター的な役割を担っていた。これまでよりもむしろ敷居をさげて、幅広く県内の救急の医療に従事していきたい」
病院は今後、高圧酸素療法の機械の導入や救命救急センター施設の改修・増築などを行うことで対応できる治療を増やしていく方針です。