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2025年07月01日 16時00分

町内で約16万7000頭の家畜を処分 口蹄疫から15年 川南町で畜魂慰霊式

宮崎県内でおよそ30万頭の家畜が犠牲となった口蹄疫から15年。
川南町で、処分された家畜の慰霊式が行われました。

川南町では、すべての家畜の処分と埋却が終わった6月30日の翌日をもう一度生まれ変わる日「リボーンデー」としていて、この日に慰霊式を行っています。

式には、県や町内の畜産関係者16人が出席し、川南町の宮崎吉敏町長が「2度とこのような惨事が起こらないように、更なる防疫の徹底を協力願いたい」と挨拶。
この後、出席者は、畜魂碑に花を手向けました。

2010年の口蹄疫で川南町では、およそ16万7000頭の家畜が処分され、345戸の農家が被害に遭いました。
当時被害を受けた肥育農家は…

(JAみやざき・尾鈴地区本部肥育牛部会 岩崎勝也部会長)
「この地域、本当に大惨事で今でも忘れることはできません」
「(国内外すべての人に)今の伝染病のリスクが高いというのを分かってもらって、防疫に協力してもらえたらと思う」

式の最後には黙とうが捧げられ、2度と口蹄疫を発生させてはいけないと誓いを新たにしていました。

7月1日(火)

6月30日(月)

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6月26日(木)

6月25日(水)

6月24日(火)

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