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番組表

2025年06月30日 18時20分
火口内に複数の噴出口 新燃岳の噴火続く 大きな噴石などに警戒
霧島連山の新燃岳では、現在も噴火が続いています。
火口から3キロの範囲では大きな噴石などへの警戒が必要です。
高原町役場から見た30日午後6時過ぎの新燃岳の様子です。
霧島連山の新燃岳では、今月27日に再び噴火が観測されてから、現在も噴火活動が続いています。
6月30日、鹿児島地方気象台が実施した上空からの観測では、新燃岳の火口内で列状に並んだ複数の比較的小さな噴出口を確認したということです。
30日午後5時までに新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は166回、地下でガスやマグマなどが動いた時などに発生する火山性微動は5回観測され、いずれも多い状態となっています。
気象庁は火口から概ね3キロの範囲では大きな噴石などに警戒を、また、風下となる西側の地域では火山灰や小さな噴石に注意するよう呼びかけています。