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2025年06月24日 18時20分

新燃岳の噴火警戒レベル「3」に引き上げ 気象庁が火山ガスなど機動調査 

気象庁は23日、新燃岳の噴火警戒レベルを「3」に引き上げました。
22日以降に噴火は確認されていませんが、火山活動は高まっていて周辺では火山ガスの放出量が急増しています。

新燃岳の噴火警戒レベルの引き上げに伴い、気象庁は機動調査班をふもとの高原町に派遣しました。

(藤松舞アナウンサー)
「新燃岳から12kmほど離れた場所です。噴火から2日たった現在も火山特有のにおいを感じるときがあります。火山ガスの放出量が急増していることを受け、気象台が現地調査を行います」

気象庁の職員は、噴煙の状況を確認するためカメラで撮影、火山の地熱域の拡大や高温ガスが出ていないか確認するため、赤外熱映像装置を用いて熱観測を行いました。

23日の調査では、1日あたりの火山ガスの排出量が4000トンと急激に増えているのが確認されていて、これは新燃岳での観測史上6番目の多さだということです。

(鹿児島地方気象台 佐波瑞恵予報官)
「(火山ガスは)人によっては頭痛がしたりとか、喘息を引き起こすこともありますので注意してください。においがしていつもと違うなと思ったら離れていただくほうがいいと思います」

このあと機動調査班は、車のルーフに専用の機械をつけて高原町内を走って火山ガスの排出量を測定していました。

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