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番組表

2025年06月24日 18時20分
宮崎の農業を学ぶ 香港の学生たちがJAみやざきで研修
宮崎県は、6年前から香港の5つの教育機関と連携協定を結んでいます。
6月22日からは香港の学生たちが研修旅行で宮崎を訪れていて、宮崎の魅力を五感で味わっています。
研修旅行は宮崎のことを海外の若者に知ってもらおうと行われていて、香港中文大学専業進修学院の学生20人が訪れています。
3日目の24日はJAみやざき総合検査センターで農業について学びました。
学生たちは普段から日本語を学んでいて、宮崎の農産物や輸出の取り組みなどについての講義を日本語で受けました。
講義では、宮崎の食料自給率が生産額ベースで全国1位であることや、香港でも宮崎県産の野菜などが販売されていることなどを学び、土壌分析などの検査の様子を見学しました。
このあと、学生たちは宮崎の完熟マンゴーとかんしょを試食。
そのお味は…
(学生)
「すごく甘いおいしいです」
Q.香港にマンゴーは
「いっぱいあるけど、日本(宮崎)の味は特別だと思います」
Q.かんしょのお味は
「(香港のものは)こんなに甘さがないです」
Q.香港で宮崎のもの探したい
「探してみたいです。この旅行のあとで」
この研修旅行は今回で4回目で、効果も出ていると言います。
(県観光推進課 武智佳寿子さん)
「学校を卒業した学生さんが、宮崎にインターシップに来てくださったり、一定の効果を実感しています。これからも宮崎を好きになってくださる香港の若者が増えていくように、長く続けていけたらと思っています。」
この研修旅行は7月2日までで、学生たちは宮崎大学での交流や着付けの体験、西都原古墳群の見学などで宮崎の文化も学ぶということです。