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2025年06月24日 11時55分

新燃岳 噴火警戒レベル「3」に引き上げ 火山ガスの放出量急増

気象庁は6月23日、新燃岳の噴火警戒レベルを3に引き上げました。
新燃岳周辺では火山ガスの放出量が急増しています。

気象庁は23日午後6時30分、新燃岳の噴火警戒レベルを火口周辺規制の2から入山規制の3に引き上げました。

(宮崎地方気象台 重信有三火山防災官)
「弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため新燃岳火口から概ね3kmの範囲では警戒してください」

レベルが引き上げられたのは、新燃岳周辺で山の深い部分の膨張がとらえられているのに加え、23日の現地調査で火山ガスの1日あたりの放出量が4000トンに急増しているためです。
新燃岳周辺の火山ガスは2024年3月以降検出されず、直近の5月15日の調査でも検出されていませんでした。

(宮崎地方気象台 重信有三火山防災官)
「これまでほとんど観測できなかったものが、今回火山ガスが検出されているわけですので、今後活動が活発化する可能性は当然出てくる」

気象台では火口の周辺に近づかないよう呼びかけていて、高原町や小林市は注意を呼びかける看板を設置しています。

6月23日(月)

6月20日(金)

6月19日(木)

6月18日(水)

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