宮崎県高千穂町の伝統料理の継承などに役立ててほしいと、ホテルの運営などを手がける企業と鹿児島銀行が高千穂町に寄付しました。

ホテル高千穂の指定管理者となっている宮崎市のケイメイは、鹿児島銀行の「かぎんＳＤＧｓ推進私募債」を発行。その金利の一部を鹿児島銀行が高千穂町に寄付しました。

贈呈式では、寄付先を高千穂町に指定したケイメイの有馬佳孝社長が「子供たちに伝統料理を継承する活動に役立ててください」とあいさつ。鹿児島銀行宮崎支店の久見瀬克己支店長とともに、寄付金の目録を甲斐宗之町長に手渡しました。

（ケイメイ　有馬佳孝社長）
「おじいちゃん、おばあちゃんから伝わった伝統料理を自分たちの子供たちに同じように伝えていくことで、伝統を途中で途切れさせないことにつながっていけばいいと思います」

高千穂町は、子供が地域に誇りをもつ教育に取り組んでいて、寄付金を有効に活用したいとしています。