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番組表

2025年06月13日 18時20分
6月14日は世界献血デー 宮崎県内は慢性的な献血者不足 若い世代へ献血呼びかけ
6月14日は血液型を発見した医師の誕生日にちなんだ「世界献血者デー」です。
県内では、慢性的な献血者の不足が続いていて、県赤十字血液センターでは若い世代への献血の協力を呼びかけています。
宮崎県赤十字血液センターによりますと、昨年度の宮崎県内の400ミリリットルの献血者は2万6705人で、目標人数に対する達成率は90.2パーセントでした。
目標に満たない状況は2018年から続いていて、県内は「慢性的な献血者不足」だと言います。
(県赤十字血液センター献血推進課 竹田幸徳課長)
「コロナの時期に献血に協力してくれる人が減って、その状況が今も続いている。献血で採取された血液の使い道で最も多いのはガン患者の治療です。血液には使用期限があり短いものでは4日、継続的に献血に協力してもらう必要があります」
(中村真菜記者)
「短い時間で手軽に献血ができるということで、私も今から体験してみたいと思います。医師の問診を受けヘモグロビン濃度を測定。採血基準を満たしているかなどを確認してから採血を始めます」
(中村真菜記者)
「献血時間は10分程度でした。痛みは全くなくスムーズに終えることができました。」
献血ができるのは16歳から69歳までです。
高齢化が進む中で、若い世代の献血への協力が今後重要になるといいます。
(県赤十字血液センター献血推進課 竹田幸徳課長)
「どうしても輸血用血液は人工的に作ることができない。特に若い世代の献血のご協力をお願いしたいと思う」
カリーノ宮崎にある献血ルームでは、6月14日に美容系の専門学校の学生からハンドケアなどを受けられるイベントを開催し、献血への協力を呼びかけます。