（森山裕香子記者）
「毎年、プロ野球巨人軍がキャンプを張るサンマリンスタジアム。長嶋茂雄終身名誉監督も名付け親のひとりです。」

2001年にオープンしたサンマリンスタジアム。
県などがスタジアムの名前を募集したところ、7285通の応募があり、「サンマリン」が選ばれました。

この「サンマリン」という名前を応募した33人の中には長嶋さんも含まれていたそうです。

そして、長嶋さんが選手のころから必勝祈願に訪れていたのは宮崎市の青島神社。
長友安隆宮司の父・隆二さんは、長嶋さんと釣りやゴルフに出かけるなど、長年にわたり親交を深めてきました。

2000年、青島神社の一角に神々の蝋人形の展示を行う際に、長嶋さんの等身大の蝋人形も展示することに…。

（青島神社　長友安隆宮司）
「長嶋監督を「野球の神様」という位置づけでお迎えしたいというお願いをしたところ、快く引き受けていただきました。」

長友宮司自ら東京に出向き、長嶋さんの身長などを採寸したそうです。

（青島神社　長友安隆宮司）
「「実はね、ぼくね、現役時代とスリーサイズが変わっていないんだよ」というお話をしていただいたことが思い出深いです。」

自分の蝋人形を見た長嶋さんの反応は…。

（青島神社　長友安隆宮司）
「「似てるね」と言っていただきました。ちょっと照れくさいような感じはありました。」

（青島神社　長友安隆宮司）
「60年を超えて、県民に希望と勇気を大変与えていただきました。本当に心からありがとうございました。そして、お疲れ様でしたと伝えたいです。」