和牛の肉質を競うＪＡみやざきの枝肉共進会が都城市で開かれました。
枝肉共進会は、肉用牛の資質向上と経営の安定化を図ろうと、ＪＡみやざきが開催しました。

3日が県内から104頭が出品され、小林市の肥育農家大山和夫さんの枝肉がグランドチャンピオンに選ばれました。

（大山和夫さん・剛さん）
「消費者の皆さんにおいしいと思っていただけるよう今からも頑張っていきたい」

このあと、枝肉の競りが行われ、1キロ当たりの平均価格は去年を上回る3171円。

グランドチャンピオンとなった大山さんの枝肉は脂肪の質を競う特別賞も受賞し、1キロあたり1万1300円ときょうの最高値で取引されました。

（ＪＡみやざき　栗原俊朗組合長）
「出品された牛のほとんどがＡ5等級ということでこのような素晴らしいことはないと思っていますし、このおいしい宮崎牛を全国に広めていただきたいし、（枝肉に）少しでも高い値段をつけていただきたい」

肥育農家にとっては、飼料価格の高止まりなどで厳しい経営状況が続いています。