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2025年05月28日 18時39分

口蹄疫発生から15年 農業高校で伝え続ける家畜防疫の重要性

宮崎県内でおよそ30万頭の家畜が犠牲となった口蹄疫から今年で15年。
高鍋農業高校畜産科学科の1年生から3年生を対象に「口蹄疫を忘れない会」と題して、講演会が開かれました。

講演会では、口蹄疫発生当時、高鍋農業高校の職員だった横田雅人さんが講演。高鍋農業高校でも15年前、口蹄疫が発生し、飼育していた335頭の牛や豚を処分していて、横田さんは、時折、目に涙を浮かべながら処分前の畜舎の様子を生徒に話しました。

(15年前高鍋農業高校に勤務 横田雅人さん)
「(感染した牛は)えさを全然食べませんでした。ブルーシートの中からずっとずっと鳴き声が聞こえてきました」

(生徒)
「当時の記憶はあまりないんですけど、今日の講話を聞いて心にぐっとくるものがいくつもありました」

(生徒)
「家畜のいるありがたみを知りながら実習とか活動をしていきたいです」

また、県の家畜防疫対策課の担当者からは、世界での口蹄疫の発生状況などについて解説があり、生徒たちは家畜防疫の重要性について理解を深めていました。

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