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2025年05月28日 18時44分
ソラシドエア昨年度の決算は増収減益 円安の影響を受ける
宮崎県宮崎市に本社を置く航空会社ソラシドエアの昨年度の決算が発表されました。
旅行需要の回復で過去最高の営業収入となったものの、円安の影響などから「増収減益」の決算となりました。
ソラシドエアの昨年度の決算は、営業収入が約520億1300万円で旅行需要の回復で前の年度と比べ20億円余り増加。2年連続で過去最高を更新しました。
経常利益は約8億1800万円で前の年度に比べ約7億円減少。
円安により航空機リース料などドル建て払いの費用が大幅に増加したことなどが要因で、増収減益となりました。
(ソラシドエア 高橋宏輔社長)
「円安の進行、物価高において非常にコストが増えている」
「コロナ禍からの回復の需要の取り合い競争をかなり厳しくやっているの所があり(運賃の)値段がなかなか上がらない事もあり経営的には厳しい環境が続いている」
また、ソラシドエアは高橋宏輔社長が退任し、新たに山岐真作氏が社長に就任する人事を発表。
山岐氏は日本政策投資銀行出身で、現在、東京国際空港ターミナルの常務を務めていて、6月23日の株主総会のあとに開かれる取締役会で正式に決定します。