今が旬の宮崎県産スイートコーンを、糖度を保ったまま消費者のもとに届けようと、宮崎市中央卸売市場で26日から「午後競り」が始まりました。

競りには、26日朝、西都市などで収穫された約36トンのスイートコーンが取り引きされ、最高値は20本入り1ケースが2350円でした。

スイートコーンは、収穫してから時間が経つと、徐々に糖度が下がるため、24年前から「午後競り」が行われています。

今年のスイートコーンは、去年より一回り大きく、実の入りが詰まっているということです。

（宮崎中央青果野菜1部　冨高正部長）
「生育期の天候に恵まれて非常においしくて大きいスイートコーンができております。今のスイートコーンは生でも食べられるくらい甘くておいしいですので、みんなで季節の味を楽しんでいただけたらと思います」

県産スイートコーンの午後競りは6月7日まで行われ、全国各地で販売されます。