熱戦が繰り広げられている県高校総体、5月23日はテニス競技団体戦の決勝が行われました。

テニスの団体戦はシングルス2試合とダブルス1試合を行い、2勝したチームの勝ちとなります。
男子団体・決勝は、7大会連続の頂点をねらう佐土原と、初優勝をめざす都城農業の組合せとなりました。

ダブルスは、佐土原の川崎新・井野篤太朗ペアと都城農業の上村優太・石橋春輝ペアが対戦。
試合は、佐土原が息の合ったコンビネーションで主導権を握ります。
対する都城農業は気持ちの入ったプレーで応戦。

それでも試合の流れを渡さなかった佐土原、1ゲームも落とさずダブルスを取ります。

そしてエース対決の第1シングルスは、佐土原の石井貴哉選手と都城農業の原田真惺選手が対戦。
先手を取ったのは都城農業・原田でした。
粘り強いレシーブで相手のミスを誘うなど2ゲームを連取します。

対する佐土原の石井は「序盤の緊張がだんだんほぐれてきた」と3ゲーム目に入り本来の動きを取り戻します。

お互いの意地と意地がぶつかり合ったエース対決。
最後は佐土原・石井が技ありのショットを決め勝利。
ダブルスに続き2勝目をあげた佐土原が、7大会連続22回目の団体戦・優勝を飾りました。

（佐土原高校　川崎新キャプテン）
「全国優勝に向けての通過点なので、絶対負けられない戦いなので頑張りました。チーム一丸となって目標のインターハイ優勝に向けて日々の練習を頑張りたい」