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2025年05月23日 11時50分

透析患者のシャント音を聴診する電子聴診器と専用管理アプリ 宮崎大学などの研究チームが開発

透析患者向けの電子聴診器とその専用管理アプリを宮崎大学や医療機器メーカーなどが共同開発しました。

透析患者向けの電子聴診器と専用管理アプリを共同開発したのは、宮崎大学や九州医療科学大学、医療機器メーカーの「メディキット」など6つの大学や企業です。

透析患者は医師や看護師などに動脈と静脈をつないだ箇所が詰まっていないか、「シャント音」と呼ばれる血管の音を聴いてもらい、その日に透析が受けられるか判断しています。

今回開発された電子聴診器は、このシャント音を専用管理アプリに送信、AIが音に異常がないかを判断します。

(東葛クリニック病院 木船和弥臨床工学技士)
「(血流の)音が良いか悪いかという判断はスタッフによって変わってくる。経験(値)が高い人は聞き分けられる。どうしても平均的に(全員が聞き分けられる)とはいかない」

開発チームでは、将来は透析患者が自分でシャント音を日常的に確認しアプリにデータが蓄積されることで、トラブルの早期発見や合併症のリスク低減などにつなげていきたいと話しています。

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