宮崎県・都城高校出身で、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手がダイヤモンドバックス戦に登板。チームの連敗ストップを目指し、快投を見せました。

4連敗中のドジャースの先発マウンドに上がった山本は初回、カットボールを軸にダイヤモンドバックス打線を3者凡退に打ち取り、上々の立ち上がりを見せます。

このあとも、キレのあるピッチングで3回まで1人のランナーも許しません。

4回、山本はフォアボールで初めてのランナーを出しますが、後続を打ち取ります。

その裏、ドジャースはツーアウトから連続ツーベースヒットで先制します。

味方打線の援護を受けた山本はエンジン全開。6回には3者連続三振を奪い、ここまでノーヒットピッチング。

しかし、7回、先頭バッターに初ヒットを許すと、フォアボールなどで2アウト1塁・3塁のピンチを迎えます。それでも続くバッターをカットボールで三振に打ち取り、この回でマウンドを降ります。

山本はメジャー自己最多となる110球を投げ、7回1安打無失点。9つの三振を奪う快投を見せましたが、リリーフ陣が追い付かれ、6勝目はお預けとなりました。

なお、試合はドジャースが延長10回サヨナラ勝ちをおさめ、連敗を4で止めました。